文藝春秋とは
2023年には創刊100周年を向かえる。
1923年(大正12年)1月、菊池寛が私財を投じて創刊した。実際の発売は前年の暮れである。
価格は1部10銭、部数は3000部、発売元は春陽堂であった。誌名の由来は菊池が『新潮』で連載していた文芸時評のタイトルから来ている。その後、関東大震災の影響で印刷済みの同年9月号が焼失したため休刊となったものの、順調に部数を伸ばした。また「座談会」という言葉を初めて用いた。1930年代には、文芸雑誌から総合雑誌へと、性格を変えた。また、芥川賞受賞作の掲載誌としても権威を高めた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E8%97%9D%E6%98%A5%E7%A7%8B_(%E9%9B%91%E8%AA%8C)
公式ページからの引用
「私は頼まれて物を云うことに飽いた。
自分で、考えていることを、
読者や編集者に気兼ねなしに、
自由な心持で云って見たい。」
『文藝春秋』創刊にあたって、
創業者・菊池寛が記した言葉です。友人の芥川龍之介、川端康成らが寄稿した
創刊号3000部はわずか3日で完売。
文藝春秋の歴史はここから始まりました。以来、100年。文藝春秋は今も、
明文化された社是や社訓を持ちません。活字もデジタルも、
文芸もジャーナリズムも――。そのすべてに
https://www.bunshun.co.jp/
菊池寛の精神が受け継がれています。
文藝春秋の発行部数推移
日付 | 印刷証明付き発行部数 |
---|---|
2018年10月~2018年12月 | 362,000 |
2019年1月~2019年3月 | 397,833 |
2019年4月~2019年6月 | 353,333 |
2019年7月~2019年9月 | 381,667 |
2019年10月~2019年12月 | 350,000 |
2020年1月~2020年3月 | 376,667 |
2020年4月~2020年6月 | 340,000 |
2020年7月~2020年9月 | 380,000 |
2020年10月~2020年12月 | 344,000 |
2021年1月~2021年3月 | 374,000 |
2021年4月~2021年6月 | 337,000 |
2021年7月~2021年9月 | 366,667 |
2021年10月~2021年12月 | 331,000 |
2022年1月~2022年3月 | 364,333 |
2022年4月~2022年6月 | 314,667 |
2022年7月~2022年9月 | 347,667 |
グラフが上下しているが、これは1月と7月に発表される芥川賞のタイミングで発行部数も連動していると思われる。
実際には2月号と8月号で特集されるため、そこで発行部数を伸ばしている。
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