大分県の離婚者数推移のグラフ<1975年から2022年まで>

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1975年から2022年の間の日本の離婚と社会情勢は、経済的背景や価値観の変遷、法制度の改定により影響を受けている。

1975年から80年代初頭は、経済が安定しており、伝統的な家族価値観が根付いていたことから、離婚率は低かった。しかし、バブル崩壊後の80年代末から90年代にかけては、経済的不安や都市部の生活コストの上昇が離婚率の増加を促し、2002年の離婚手続き簡略化もこれに拍車をかけた。

2000年代には、女性の社会進出が目立ち、夫婦の役割や価値観に変動が生じ、これが離婚の原因となることが増えた。さらに、2010年代は、人口減少や多様な働き方の普及、価値観の多様化により、離婚の背景や原因も多様化してきたのが特徴である。

大分県の離婚者数は、2022年1,635人となった。また、1975年から2022年にかけて419名増加している。2005年には2,382人となり、1年間に離婚をしたカップル数としては、過去最高者数となっている。

公開:2023年
引用:統計でみる日本

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